ニコンレンズ・絞り固定治具の製作

ニコンのデジカメ対応レンズに変換リングを接続するとキャノンのカメラに接続することができます。
しかし、一部のレンズには手動絞り環がなく絞りを変更できないために、そのままではもっとも絞りが閉じた状態になってしまいます。せっかくレンズをつなげても使えないのは残念ですが、レンズの中を見ると、絞りを司っているのは一本の金具が移動するだけでした。ここを両面テープなどで固定してしまえば開放にすることができるのですが、マウント近くでテープを貼るのが案外難しいので、何かよい詰め物がないかと探してみました。そこで、ピッタリだったのがペットボトルの蓋。これをはさみで切り取り、うまく合うようにはめれば何度でも使えます。とくに、スクリュー栓になっているところが、絞りの金具にピッタリでした。

まずは、ペットボトルのフタを用意。
写真のように、適当な大きさに切り抜く。
切り抜いた板を、片方だけ斜めにして、
差し込んだ時にだんだん詰まっていく
ような形にする。
一応黒く塗ったけれど、所々はがれて
いるのはご愛嬌(^_^;)
絞りを司っている穴に差し込む。
スクリューの出っ張りとレンズ絞り金具がうまく引っかける様に
する。
しっかり固定されて、これで安心してKissDX+ニコンレンズでの
撮影ができそうです(^_^)