TC−80N3タイマーの改造

改造といっても、KissDigitalに合うようにタイマーリモコンの端子を変えるだけです。
TC−80N3のタイマーリモコンコントローラーは、インターバル撮影ができて天体写真にはとっても便利な道具です。たとえば、10分×4枚に設定すると、しっかり撮影を無人でこなしてくれます。流星観測などでも、短時間露出で複数枚撮影するにもとっても便利です。
しかし、このリモコンは端子が違うためにKssDigitalには対応していません。20Dや10Dなどには対応しているので、コストダウンで削られたのかもしれません。(こんなちっぽけなところでケチるなよー)
しかし、KissDigitalにもピンジャックタイプのレリーズ端子はあるので、TC−80N3を改造して使用することは可能です。
途中でぶっちぎり、そこに2.5oのステレオピンジャックをつけるだけです。接続は、写真のように(といっても見えないので、赤→ステレオピンジャックの一番先の端子へ、 白→ピンジャックの2番目(真ん中の)端子へ 2本の周りを覆っている銅線(GND)→ピンジャックの根本の端子(GND)へ)とつなぎます。ちなみに、白=半押し 赤=全押し 銅=COMMON(GRD) です。
 2.5oのステレオピンジャックは、大きいホームセンターに行ったら部品としてありました。端子へは半田付けをしてつけていきますが、少々小さいのでIC用の先が細いタイプじゃないと難しいでしょう。改造自体は簡単で失敗しても本体を壊すことはないと思いますが、やはり1万円以上した商品なので、買ったその日に配線をぶっちぎる勇気は必要でした・・・!切り取った端子は、いつか上位機種を購入したときのために取っておきます。

左が切り取った上位機種用(?)端子
右が、2.5oのKissDigital用
これで、楽々撮影ができるよ〜!