機材&小物

ビクセン開発工業 ED115S D=115o fl=665o F=5.8

現在の主力機種(といっても、これ以外の写真を撮れる望遠鏡はなし)
短焦点で扱いやすく、EDレンズを使っているのでそこそこ写りもいい。
惑星から星雲・星団までそつなくこなすことができる。
ヤフーオークションで購入
ガイド鏡 アストロ光学 D=60o fl=600o F=10

小学校の時に兄が持っていたアストロ光学4p望遠鏡で木星を見たのが天体趣味の始まり。ガイド鏡を探しているとき、ヤフーオークションでガイドマウント付きででていたのを見て、ちょっと高めだったがアストロの名前に惚れて落札。ED115Sの白鏡筒と水色鏡筒がけっこう合っていると思って自己満足でいる。(見え味は、一般のアクロマートと変わらない)
ガイド鏡 ビクセン MCW−90
ガイド星を導入する際に、いちいちWebカメラとアイピースを付け替えるのがめんどうで、よさそうな方法がないか探していたときに、中古格安品を発見して注文。しかし、内蔵のフィリップミラーの光軸がずれていて、ミラーを使ったときと使わなかったときでは視界が違っていた。(安かった理由がよくわかった〜。でも、望遠鏡そのものの光軸は正常)一度ビクセンに送ったが、修正不可能と断られ、頭に来て上部のアイピース口を金のこで切り落とし、そこに接着剤でボーグのヘリコイドを貼り付けた。それ以降、功を奏し、ガイド鏡として大活躍中。焦点距離も伸び、ガイド精度も向上!めでたしめでたし・・・。
Newアトラクス赤道儀

2005年の秋に購入。GPD赤道儀よりも掲載重量もアップし、ガイドも楽になった。スカイセンサーをそのまま使えるのがよいところだが、DCモーターなのでやはりステッピングモーターよりも精度が落ちていると感じられる時もある。しかし、Astrosnapを使った時はモニター上でもかなり精度が上がったのがよく分かる。
タカハシ製作所 ε180 fl=500mm  F=2.8
 

いつかはε180を購入したいと思っていたところ、2006年秋の値上げ前日に購入を決意した写真鏡。周辺までシャープで明るいので、デジカメには大変人気がある機種。評判通りの性能で、星が針でつついたようなぐらいシャープに写る。だが、やはり反射鏡なので扱いには要注意。

GPD赤道儀

2004年の暮れに、望遠鏡が欲しくなって購入。贅沢に、GPD+SS2000PCの自動導入までできてガイド撮影までできそうな機種を購入。期待通り、自動導入は便利だし、オートガイドまでできて活躍中。ただし、ガイド鏡までつけた装備は、すでにGPDの限界に近い。いや、すでに超えている!また、スカイセンサー単独の精度はちょっと疑わしいところもある。(ほかの赤道儀と比べたことがないのでよく分からない・・・)
SkySensor2000PC

GPDと一緒に購入した自動導入ができるスカイセンサー2000PC。PCが付くとコンピューターからも制御できるのでとっても便利。一緒にRSー232Cケーブルも購入した。最初、スカイセンサーの使い方をマスターするまで結構苦労したが、今では一通りの使い方は覚えたつもり。
天頂付近だと、警告がでて望遠鏡を反転してしまうのがちょっと使いずらい。コントローラーは三脚にぶつかる危険性を察知しての親切設計だが、短焦点の屈折を使っているせいかまだまだ危険な位置でもないので、どうにかならないものか?あと、本体だけでの追尾精度はイマイチのような気がする。(比べていないからよく分からない)
フリーのオートガイダーソフトであるAstrosnapと相性がよく、このソフトから直接スカイセンサーを制御できるのがよい。
USB→シリアル変換アダプター

スカイセンサーは、コンピューターとRSー232C(シリアル)ケーブルでつながるのだが、最近のコンピューターはこの端子がでていないことが多い。また、出ていたとしても、RSー232CケーブルやUSBケーブルなど、様々なケーブルを望遠鏡周りにつなぐことになり、配線がごっちゃごっちゃになってします。そこで、USB→シリアル変換アダプターを購入。この手の品は、なぜか値段が2000円〜1万円ぐらいまで様々で、さらに相性があるようなのだが、とりあえず問題なく作動。一応、品物はArvel SRC06−USMで、3千円ぐらいの商品。

Canon EosKissDigital
もともとNikonD70を一般撮影に購入していたのだが、その後天体写真にこり始めて使ってみると、@熱かぶりが大きいAタイマーリモコンが使えないB明るい星がピンクににじんでしまう ということで、望遠鏡取り付け専用にヤフーオークションを使って購入してしまった品物。しかし、結果として大満足。ノイズの少なさはピカイチ!それに、撮影後の画像拡大も専用ボタンが付いていて扱いやすい。Eos用のレンズは今のところ一つもないので、風景写真は一度も撮ったことがない。たぶん、風景写真ならD70の方がきれいなんだろうとおもうのだが・・・。ちなみに、受光素子は、D70がCCD、EosがC−MOSなんだそうだ。そのうち、もう一台手に入れて、赤外カットフィルターを取り除いてみたいと思っている。
接眼部のはニコン マグニファイヤーDG−2で、ニコン製のアイピースアダプターを間に取り付けてキャノンの接眼部に取り付けている。もともとはニコン専用であるが、Eosにもつなげられたのでラッキーだった。
あと、ロシアンファームなるファームウエアで書き換えている。ロシアンファームとは、ロシアのEOSマニアが作ったKissDigitalの隠された機能を使えるようにするファームウエアである。キャノンの保証外だが、このファームに書き換えると、ミラーアップが使えるようになったり、ASA3200が使えたりと、天体写真でも利点が多い。月の撮影では、ミラーアップぶれが減少できる。EosKissを保っている人は、ぜひ書き換えた方がよさそうだ。(個人の責任でね〜!)
タイマーリモコン

チョー便利グッズのCanon タイマーリモコン。これを使うと、バルブ撮影はもちろん、インターバル撮影ができるようになる。その結果、一度ガイド鏡に星を入れオートガイドを働かせると、他に双眼鏡で星空観察や睡眠(^^;)しようが、しっかりコンポジット分の写真を撮ってくれるという優れものだ!ただし、購入当初の端子はKissDigitalには合わないので、コードを切断してピンジャックへ改造をした。簡単な作業なので、だれにでもできそう。
コンピューターからEosKissDigitalのシャッターを制御できるタイマー
「のんびりキャンプで星空探訪」のstarcampさんのホームページを頼りに部品を集めて作りました。半田付けはけっこう慣れているのですが、回路の知識はないので、部品を集めるのが大変でした。苦労の甲斐あってコンピューターからカメラも制御できるので、車にいながら温々天体写真が楽しめます。純正のタイマーリモコンはすごく便利なのですが、いつ撮影が終わったのか分からないことと、毎回車から外に出て始めないといけないのでめんどうでした。どうせコンピューターにつなげて写真を撮っているのでこちらの方がなにかと自由に露出時間を変えられ便利

QcamPro 4000

当初惑星観察用に購入。Registaxによる動画撮影にはToUcamというWebカメラが有名だが、同じCCDを使ったLogicoolのWebカメラ。こっちの方が値段的に安く、1万円弱で購入できる。先端部は、レンズ付きで望遠鏡に直接装着できないので、その部分を分解して取り除き、その代わりにビクセンの 31.7→36.4AD(\1,200)を購入してねじ付けした。ネジがじゃまで最後までささらないところがお愛嬌だが、その分後からも分解できるようにしている。

Voyagerディープサイクルバッテリー

以前、遠征しての電源は車バッテリーを使用していたが、はっきり言って危険である。山の中でバッテリーが上がってしまったら、だれが助けに来てくれるの・・・!それに、どうも車のバッテリーを使うと12V安定供給ができないようで、パソコンまでが不調になってしまう。(単に、バッテリーが弱っているだけか?)それならば、別にバッテリーを購入すればいいと思うのだが、これは簡単には行かない。車載バッテリーは、バッテリー上がりに弱く、数回上がると容量が極端に減ってしまう特性がある。調べてみると、バッテリーでも、完全放電に強い専用のバッテリーが発売されているそうで、それがディープサイクルバッテリーという種類だそうだ。このバッテリーだと、完全放電を繰り返しても、200回前後は容量を保てるそうで、主に船舶用補助電源として利用されている。このバッテリーの問題点としては、専用充電器が必要なことだ。一般の12Vより高い電圧で充電するのが理想なのだそうで、はっきり言ってバッテリーよりも充電器が高い。両方そろえると、2万3千円かかってしまったが、それでも山でバッテリーが上がってJAFを呼ぶよりもやすそうなので、安全のためにも購入した。
バッテリー裏面には、12V端子を差し込んですぐに使えるようにしている。
12V→100V変換コンバーター

スカイセンサーは直接12Vで動くのでよいのだが、パソコンは12Vから100Vへコンバートして使用している。本当は効率がわるいので、直接DC−DCコンバーターで電圧を昇圧すればよいのだが、それも面倒なのと、Voyagerバッテリーの購入で容量に余裕が生まれたので今のところ問題なし。車屋で、この程度のワット数のものは数千円で購入できる。
パソコン

仕事でも使っているIBMのノートパソコン。消費電力も小さく、エラーも少ない。特に、この手のパソコンで問題が起こって使いものにならない休止モードが、このIBM機ではまったく問題なく使用できるのがいい。スカイセンサーやKissDigitalとは、USBを使って通信している。さらに、ステラナビゲーターを入れて、星図がわりに使用できるので、我が観察には必需品だ。
タイマー

Canonのタイマーリモコンがあるので、基本的にシャッターは自動で制御するのだが、撮影終了をブザーなどで知らせてくれないので、結局撮影に必要な時間をこのタイマーに入れて待機する。タイマーに照明がついていたら便利なのだが・・・。

接眼レンズケース

100円ショップで購入したケースを自分で改造して、アイピース差し込み口を取り付けた。透明のふたを開けるだけで取り出せるので便利である。この手の道具は、結構工夫次第で自分なりに満足できる品物が作れそうだ。