らせん状星雲NGC7293(光度7等 視直径15')


2009.9.20
ε180
EOS KissDigital(冷却改造) 露出 ISO800 8分×2枚コンポジット
 LPS-P2使用
好条件での撮影で、外に広がる星雲まで浮き出すことが出来た。



2006.10.14
ED115S LPS−P2フィルター使用
EOS KissDigital(IRカットフィルター除去改造) 露出 10分×3枚コンポジット 山形県飯豊
外側に伸びるらせんの淡い半円を描きたく、再度挑戦しました。どうしても高度が低く、北日本では不利な条件ですが、ようやく写りました。




2005.10.27
ED115S LPS−P2フィルター使用
EOS KissDigital(IRカットフィルター除去改造) 露出 5分×3枚コンポジット 新潟県五頭山

無改造デジカメで撮影 ハッブル望遠鏡




満月の2分の1ぐらいの大きさを持つ星雲で、115o望遠鏡眼視では見えているのか分からないほど薄かった。みずがめ座に位置
しており、南中高度も31度と低く、光害の影響も受けやすかった。改造デジカメでは周りのリングが赤く写っているが、以前撮した無
改造デジカメではほとんど赤いリングは写らなかった。IRフィルター除去改造の効果がよく分かる。
秋もずいぶん深まり、すでにNGC7293も高度が下がり始めており、かぶりも強かった。

「天体説明」
らせん状星雲NGC7293は、690光年離れたみずがめ座の方向にある惑星状星雲で、太陽のような星が死を迎えた際に放出した
ガスの外層が光って見えている天体である。