「宙めぐりカレンダー」作品と販売店

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新潟市・スーパーセンタームサシ2F アークオアシス(店頭販売のみ)

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1月 湖面のオーロラ/カナダイエローナイフ

空に現れたオーロラは緑の光を揺らめかせながら、静かな湖にも姿を映しだし、光と水が織りなすその光景は、まるで大地と空が一体となったかのよう。自然が作り出す静かな鏡は時を忘れるほど美しいものであった。

 

2月 春待つ銀河 / 新潟県

雪深い越後の山奥の道路脇にはまだ高く積もった雪の壁が残り、春の訪れが遠く感じられる。しかし澄んだ夜空には銀河が鮮やかに広がり冬を越えた大地に少しずつ春の星光が差し込んでいた。

 

3月 2025皆既月食 / 群馬県・榛名湖

2025年9月の皆既月食は、深夜に幕を開ける稀なショーだった。皆既中は月の明るさが落ち、夏の銀河が鮮明に。ソフトフィルターによって月周辺に赤い光がやわらかく広がり、宇宙の陰影が一層ドラマチックに浮かび上がった。


4月 桜と春の星座 / 新潟県

昇りはじめの月光が大気で赤く和らぎ、桜の周囲をほのかに照らし、桜を浮かび上がらせる。左の明るい星はうしかい座のアルクトゥールス、桜の真上に輝くのはおとめ座のスピカ。夜空と花がひとつの場面になった瞬間。

 

5月 チューリップ畑と北天/新潟県

五泉市は県内屈指のチューリップ産地。まつりの会場に咲き誇る150万本の彩りの上、春の高い空では北斗七星が静かに北極星を指していた。

 

6月 星空に響く蛍の舞 / 新潟県

今年、偶然たどり着いた小さな谷間。夜空には春の銀河が弓なりにひろがり、田の縁では蛍が光を結ぶ。地上と天の光が交わるこの場所を見つけられて、心からうれしかった。

 

7月 星降る棚田と夏の大三角/新潟県

棚田へ訪れると、半数近い田に十分な水が張られていないことに驚いた。この辺は雨水や雪解け水に頼る「天水田」が多く、少雪と春先の少雨で十分な水が確保できないとか。農家は、さぞ心配なことだろう。水の張った田んぼを探し、水面に映る夏の銀河を撮ることができた。

 

8月 鳥海山に昇る銀河 / 秋田県

標高2,236mの独立峰を望む小さな湖へ、細道を辿ってゆく。夕暮れが終わるころ、湖面には山の影、続いて星の粒、最後に銀河の帯が順に現れ、夜は一枚の天体画になった。

 


9月 瓢湖と黄道光 / 新潟県

阿賀野市の瓢湖は、絶滅危惧種オニバスの自生地として全国的にも稀有な場所だ。夏の明け方、空が群青に沈む頃、東天に黄道光が立ち、一本の明るい筋が天へと伸びていく。水面も草も、同じリズムでそっと息をするのがわかる。

 

10月 日周運動 / 新潟県・粟島

周囲約23kmの粟島は、外灯が少なく星見に恵まれた環境だ。西側の断崖と海原がつくる広い視界の下、夜の撮影中には海鳥・オオミズナギドリの声が静かな波音に混じって聞こえてくる。

 

11月 銀河と灯台 / 山形県

僅かの潮だまりに灯台と銀河が映り込む撮影場所。タイミングを見計らって訪れたが、あいにく風があり水面は波立っていた。それでも風が弱まった瞬間を撮影し、何とか絵にすることができた。

 

12月 北極光/カナダイエローナイフ

オーロラの魅力に惹かれ再訪した極北の地で現れたのは、念願のオーロラであった。緑の光が天から降り注ぐように揺れ動き、その壮大さにただ見入るばかり。旅の疲れも寒さも忘れてしまうほどで、“この旅のハイライト”と呼ぶにふさわしい夜であった。

     

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