宇宙めぐりカレンダー 
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「2024宙めぐりカレンダー」解説ページ
簡単な星座解説を載せています。
 2022 皆既月食
2022年11月8日、全国的に見ることができた。地球の影の中心近くを通ったので、長い間見ることができ、ずいぶん空も暗くなった。本影・半影は、写真に後から追加したもの。

 1月 だるま太陽 / 新潟県

日本海に沈む太陽は、まれに「だるま」になったり、縁が緑になるグリーンフラッシュが起こったりする。ただ、予想がつかないので、大抵は変化なく沈んでしまう。何度かチャレンジした結果、だるまが撮影できた。

2月 越後三山と星 / 新潟県

八海山 (1778m)・越後駒ヶ岳(2003m)・中ノ岳(2085m)をもって越後三山と言う。春を迎えた山から透き通った空に向かって星々が昇っていく。

3月 南ぬ島の南十字星/沖縄県石垣島

憧れの南十字星を撮影しようと星空保護区の石垣島へ遠征した。海面がサーチライトに照らされて珊瑚の色が浮かび上がり、南の島の雰囲気がでたように思う。※「南ぬ島(ぱいぬしま)」とは八重山地方の言葉で「南の島」という意味。

 

4月 西村新彗星(C/2023 P1) /新潟県

カレンダーの制作時期に、「日本人が新彗星を発見」というビックニュースが飛び込んできた。9月には、写真の通りの立派な彗星になり、ぎりぎりカレンダーにも載せることができた

 

5月 田植えの季節/新潟県

新潟には、刈り取った稲を干す「はさ木」が、田んぼのあちこちに植えられていたそうだ。かつての田園風景を偲ばせながら、水田が水鏡となり、星々を映していた。

 

6月 白米千枚田と日周運動 / 石川県

棚田で有名な能登の「千枚田」。幾何学模様を描く田んぼと、夕焼けに染まった空、青々と広がる海、そして遠く輝く星々に、何を思い描くだろうか。この自然を大切にしたい。

 

7月 向日葵畑と星 / 新潟県

畑一面満開の向日葵が咲いている。「おや、こんなところに向日葵が・・・。」地主さんに伺うと、お孫さんに見せたくて植えたそうだ。これこそ究極の花のプレゼントとも言える、すてきな向日葵畑だった

 

8月 双耳峰に立つ銀河/福島県裏磐梯

磐梯山の双耳峰の真上に銀河が立つ構図で撮影しようと、撮影場所と日時をシミュレーションして撮影に挑んだ。山はすでに秋の装い、薄明が終わったころにはすでに銀河は直立していた。

 

9月 信濃川大蛇行と夏の終わり/新潟県

関越道・越後川口・上りSAからは、信濃川が一望できる。ここから写真を撮ってみたいと思って出かけた8月末。花火大会も始まり、ちょっと楽しい写真になった。

 

10月 漁り火に負けず輝くネオワイズ彗星/新潟

2020年・ネオワイズ彗星は、大きな尾が伸び、肉眼でもはっきり見えた。今月は、紫金山・アトラス彗星が太陽に近づき、肉眼彗星となると予報されている。

 

11月 銀河と黄道光に流星/新潟県魚沼市

滝雲で有名な撮影地。夜明け前、冬の銀河と黄道光が交わる中を流星が飛び込んでくれた幸運の一枚だ。この地はまもなく長い冬に閉ざされてしまう。

 

12月 男鹿・入道埼灯台と星空/秋田県

男鹿半島の北端には、この大きな灯台がそびえ立つ。沖合の島へ向ける照射灯の光の筋と回転灯があり、幻想的な世界が広がる